◎七五三とは・・・
七五三宮詣りは、神様に今まで無事に過ごしてきたことに感謝し、今後も健やかに成長することを祈るもので、もともとは11月15日に神社に参詣していました。
この行事は古くより、子供に成長を促し同時に社会的に認知するためにおこなわれてきた武家の通過儀礼が起源で
三歳 髪置(かみおき) 男女共 … 頭髪を伸ばし始めること(自分で髪の管理をする)
五歳 袴着(はかまぎ) 男子 … 初めて袴を着用すること(この日から男子と認められ衣服の着用は一人で行う)
七歳 帯解(おびとき) 女子 … 幼児用の紐を解き、大人と同じ帯を用いること
を表しています。
7・5・3という歳の数については、縁起のよい陽数であることに結びついたものだそうで、また11月15日の日取りについては、天和元年(1681)のこの日に、五代将軍徳川綱吉の子息徳松の髪置祝いがおこなわれたことを前例にするとも伝えられ、暦学の上でも吉日に当るそうです。
神社への参詣は江戸時代にもおこなわれましたが、明治以降はさらに盛んにおこなわれました。これは子供が七歳のお祝いで氏神様に参詣したとき、神社から氏子札が渡され、正式に氏子の仲間入りができるようになったことからです。よく「七つまでは神の子」といいますが、この時から一人前の人格として扱われるようになったのです。
江戸時代中頃から商業の発達による影響もあり、特に都市部において次第に現在のような華やかな風習となりました。
◎ご祈祷と時間
七五三のご祈祷期間は9月~11月です。ご希望の方はお問い合わせから お申し込みいただくか℡0258(32)2337までお申し込み下さい。
ご祈祷時間は約20分ほどですが、お待たせすることがありますのでご了承下さい。なお初穂料はお一人様5千円をお納め下さい。